家を建てるときに防腐剤や接着剤として使う「ホルムアルデヒド」は発がん性物質。
国連WHOのみならず、海外では以前からそう断定しているのだから、この際しっかり言い切ります。
では、ホルムアルデヒドが影も形もなかった頃からガンで亡くなったと推定できる人がいる(例:天智天皇、徳川家康など)のは、なぜか?
「ホルムアルデヒドを吸ったからガン細胞が生まれる」と短絡的に言うのも間違いです。
今は亡き、京都大学医学部付属病院の光森通英准教授(放射線治療)が母校・大阪府立北野高校で卓話したのは「ガン細胞の前身は生まれたときからどんな健康体の人でも1日5000個は生まれている」というもの。
「同時に、同じ数だけ元に戻す力も働いているから、多くの人はガンと診断されるまでに至らない」とも語っていました。
ということは、ホルムアルデヒドなど発がん性物質は元に戻す力を邪魔するか、別の何かでガンになるということです。
その正体を次回、お伝えします。