【スタッフブログ】第12回 「勝ちたくて」ゆっくり走る

自動車レースF1世界選手権の2016年シーズンは、ニコ・ロズベルグ(ドイツ)がルイス・ハミルトン(イギリス)の押さえ込みに耐えて初のチャンピオンを獲得しました。

私もたまに大阪・舞洲のカート場で走る、ほんのチョイのモータースポーツファンですが、F1は1990年頃のセナ・プロ対決の時期から見続けていて、日本と海外の考え方の違いを学ぶきっかけにしています。

さて、昨日のアブダビグランプリでは冒頭の「押さえ込みに耐えて」の通り、選手権ランキング2位のハミルトンがトップを走り、1位のロズベルグはそのすぐ後ろ。
最後の数周では、批判も多かったようですが、ハミルトンが2位ロズベルグと3位4位のクルマを接近させたのをものすごい作戦をとってきたな、と感じました。

実は、アブダビグランプリの前の時点でハミルトンが逆転でチャンピオンになるには、自分が優勝して、なおかつロズベルグが4位以下でゴールしないと不可能という状況。
自分がチャンピオンになるには、この終盤の状況はうってつけです。

前と後ろが接近することで、ロズベルグにプレッシャーを与え、ミスを誘発しやすい状況に持っていく。
結果としてロズベルグは耐えきって初のチャンピオン。親子のチャンピオンでは2例目となりましたが、チャンピオン獲得にはただ大差をつけるばかりが能ではないこともよく分かるレースでした。

長尾高人(たかと)

【スタッフブログ】第6回 なぜ、伝説のコピーライターの本か?

jukatsu本日より”危ない「住活」”という本の貸出しを始めましたが、著者の竹島靖さんを「伝説のコピーライター」と紹介しているのはなぜなのか?

広告の世界での「甲子園」にたとえられるのが宣伝会議賞(外部リンク)というもの。
竹島さんはこの宣伝会議賞で金銀銅の3つの賞全てを獲った、2人のうちの一人。もう一人がよく知られている糸井重里さんだと言われれば、伝説と言われるのも納得できます。

では、この本になった理由。
買う側の人の目で書いた本があまりに少なく、あったとしても徹底的に調べつくしていないから、どこに問題が潜んでいるかが分からないまま家を買って失敗しても、何で失敗したかが分からないのです。
実は、コピーライティングに長けている人は相手のテクニックが分かります。
広告や宣伝の世界には社会学や心理学を学んだ人が多く、売る側がどういうテクニックをどんな意図で使ってくるのかも分かり、どう危ないのかも分かるには、この本以上のものはないというわけです。

今では書店に流通していない希少な本になってしまいましたが、当社には5冊あります。
お申込みが続くとお待ちいただくこともありますので、できるだけ多くの方に読んでいただけるよう、貸出し期間は1週間を目途とさせていただきます。
また、地域密着経営のため、貸出しは大阪府全域と兵庫県の一部(三田市、芦屋市以東)に限らせていただくことをご容赦ください(11月26日 フォームを追設しました)。

長尾高人(たかと)

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    お届けご希望の本

    竹島靖:著 危ない「住活」 いい家を買う50のヒント

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    【スタッフブログ】第11回 新しい盲点

    MBSテレビ”VOICE”の「憤懣本舗(ふんまんほんぽ)」で紹介された、欠陥住宅についての憤懣やるかたない様子。
    リンク:2016年10月13日放送 ”終の棲家”のはずが欠陥住宅?プロが調査、次々判明した事実!?

    リンク先の映像の3分35秒付近での「1回つけて外した」ものとは耐震金物。
    「震度7で倒壊しない」というのは、まずはこの金物があってこそ。なのに、どうして金物がない家を引き渡されたのでしょうか。

    4分25秒付近では「壁が納まらないので、検査後に合格してから金物を外したのでは?」ということで、引き渡し直前の完成検査の時には下地の石膏ボードと仕上げのクロスを貼っていて、もう一度金物がついているかの確認ができないことが盲点になったようです。

    他にもこのお家では梁(横方向の構造材)の上だけに柱が乗っているのが問題視されていますが、これは違反ではないので、他の会社では多用されることも。

    明らかに違法な行為と、合法だけどやってはいけない行為。
    この2つを全て避けるための勉強は見学会では意外にも無理かもしれません。
    「合法だけど、やってはいけない行為」のほうがあまりにも多いからです。

    長尾高人(たかと)

    【スタッフブログ】第10回 使えるかどうか

    このブログを書いているノートパソコンはお客様先で3Dのお家のパースや図面をつくり、あるいは映像を編集し、カメラで撮影した記録写真を現像するためにも使っています。
    負荷がかかる作業も短時間で終わりますが、高価で2台3台と買えるものではなく、安く導入できる事務用と分けています。

    さて、パソコンのソフトには必須環境とか推奨環境といって、使えるにはこれだけの能力が必要という指示があります。
    CPUは何ギガヘルツ、メモリは1GB以上など箱やホームページに書かれている表なんですが、自分が買おうとしているパソコンでできるのかどうかは、これだけ見てもすぐには分かりません。

    一昔前のパソコンで動くよ、とかではその当時でも性能が低いパソコンを買ってしまった人が大変。
    そこで、パソコンのほうが「〇〇というソフトに対応」というモデルを用意しています。
    これなら迷うことはありません。

    ちなみに、この触れ込みはほとんどが3Dや映像編集のソフトでのことで、事務系のソフトはOSがどの時代のものかで動くかどうかが決まるから、そこまで言う必要はほぼないようです。

    家にあてはめると「ぜん息やアトピーが住んで治った家」というのがパソコンのモデルの書き方をお手本にしています。

    長尾高人(たかと)

    【スタッフブログ】第9回 立ち止まれば、分かります

    インターネットのロケットニュースに【あなたはどう?】IQが高い人ならこの「3問のクイズ」がスルッと解けるらしい! 全問正解率は17%という記事。

    どんな難しい問題なのか、と挑んでみましたが、何のこともない問題。17%の側にあっさり入りました。
    でも、どうして解けた人はIQが高いというのでしょうか?

    問題をしっかり早く読むクセがついているかどうか、だそうです。
    法律や契約書をよく読める人は家を建てるときに失敗しない、とは何となく思っていましたが、一度立ち止まってどんな法律があって、何を決めているのか調べてみたら、どうして家づくりがこんなに難しくなったのか、よく分かるかもしれません。

    長尾高人(たかと)

    【スタッフブログ】第8回 プロが力を合わせる、とは?

    こだわりのページに摂津市N様邸の新築のときのオーディオルームを音響のプロの監修を受けて施工したケースを載せています。

    このオーディオルームを施工したのも、もちろん大洋住宅。
    他では使っていないコットンクロスの壁紙で大丈夫なのか、窓ガラスで音の反射が悪くならないか、いろんなことを検証しながら施工後にはスピーカーの位置までミリ単位で調整して音を確認していただいています。

    こだわりを持った方に満足していただくには、それぞれの分野のプロの技や理論が私たちの施工で実際に成り立つことが必要です。
    大洋住宅であれば、どんな希望を出しても、しっかりと満足いく形になる。
    それでこそ、建築のプロと思っています。

    長尾高人(たかと)

    【社長ブログ】第11回 結局、発がん性のまま

    1990年代と2016年のシックハウスの形は違っている。
    私たちの考察と取組みの基本はこれです。

    入ってすぐに吐き気や目まいがするのがシックハウスだというなら、それは1990年代によく見られた現象。
    だから、吐き気や目まいがない今はシックハウスがないことになりますが・・・新建材の中に発がん性物質があるのは1990年でも2016年でも同じ。
    別の形になったと考えないと、不自然です。発がん性物質を使って最後がどうなるかは、ガンになると考えるのが自然でしょう。

    そこからメーカーも工務店も99%までの会社が目をそらしてスマートハウスとかゼロエネルギーをやっても、それすら上手くいかない。エネルギーは生活だけの話ではないからです。
    何より、家の建替えサイクルが26年のままでは、暮らしが成り立たないようになっていく。
    一つ一つの変化に対応しないと、上手くいかないのが家づくりです。

    【スタッフブログ】第7回 売って終わりにできる、とは?

    先日の大統領選挙の結果が日本でも物議を醸しだしているアメリカ合衆国ですが、この機に知っておいていただきたいのは、アメリカの住宅ローンと日本の住宅ローンの違いもあります。

    アメリカという国では築50から70年ぐらいの中古住宅をローンで買い、転職や移住に際して売りに出すのが一般的。
    新築にはさほどの価値は置かれていませんし、中流と呼ばれる人々には注文住宅という発想もありません。それに、新築ではほぼ100%が分譲住宅です。
    売りに出すのが一般的というと、住宅ローンの返済はまじめに35年やっていないのか?という日本人ならではの疑問になるのですが、ここからが本格的に違ってきます。

    アメリカと日本の住宅ローンの決定的な違いは債権が物件にかかるか、持ち主にかかるかです。
    アメリカでは通常は「ノンリコースローン」という「売却したら終わり」になる貸し方。
    売却益が出るような形で売れるケースも大半です。
    日本では残債がある場合は何があっても埋めないとダメな「リコースローン」であり、年数が高い家の査定が低く、売却損が出て埋める必要があるケースが大半。

    古い家、というよりそこに建っている実績が長い家に一定の価値を見出す仕組みの有無の違いが「持ち家に住みながら、家に縛られない」という理想的な形をつくるために必要なようです。

    長尾高人(たかと)